【8月30日 AFP】イスラム主義組織タリバン(Taliban)がアフガニスタンの権力を掌握して以来、タリバンのさまざまな分野の有力者が首都カブールに入っている。鍛えぬいた特殊部隊、イスラム神学校の武装学生、何年もの亡命生活を送った高齢の指導者らだ。

 だが、重要な例外が1人いる。2016年にタリバンの最高指導者となったハイバトゥラ・アクンザダ(Hibatullah Akhundzada)師だ。

 タリバンのザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官は29日、「彼はカンダハル(Kandahar)にいる。最初からずっとそこに住んでいる」と述べ、ビラル・カリミ(Bilal Karimi)副報道官が「間もなく公の場に現れるだろう」と付け加えた。

 アクンザダ師のプロフィルをまとめた。(c)AFP