【8月28日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2021)は27日、第13ステージ(ベルメスからビリャヌエバデラセレナ、203.7キロ)が行われ、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のフロリアン・セネシャル(Florian Senechal、フランス)がステージ優勝を飾った。

 セネシャルはチームメートのスプリンター、ファビオ・ヤコブセン(Fabio Jakobsen、オランダ)を引っ張る一団の一人だった。しかし、集団が分断されて15人となる中で迎えた残り約1キロで、ヤコブセンがタイヤのパンクで脱落すると、チームからスプリントするよう無線を受けたセネシャルは、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のマッテオ・トレンティン(Matteo Trentin、イタリア)を抑えてトップでフィニッシュした。

 総合争いではアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベール・マテリオ(Intermarche-Wanty-Gobert Materiaux)のオドクリスティアン・エイキング(Odd Christian Eiking、ノルウェー)が首位を維持、58秒差の2位にコフィディス(Cofidis, Solutions Credits)のギヨーム・マルタン(Guillaume Martin、フランス)、1分56秒差の3位にチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が続いている。(c)AFP