【8月19日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)は18日、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)戦に投手と打者で同時先発出場し、投げては自己最長の8回を1失点に抑えて8勝目を挙げ、打っては40号本塁打を放った。

 大谷は8回にソロ本塁打を放つなど、投打にわたる活躍でエンゼルスを3-1の勝利に導き、ア・リーグのシーズン最優秀選手(MVP)獲得にアピールした。投げては打者28人をわずか90球(ストライク69球)で抑えて8奪三振を記録。今季先発18試合で5度目の無四球だった。

 左打者のシーズン40号はエンゼルス史上初めて。これまでは1982年にレジー・ジャクソン(Reggie Jackson)氏が放った39本が最多だった。球団のシーズン最多本塁打記録は、2000年にトロイ・グラウス(Troy Glaus)氏がマークした47本塁打となっており、大谷は記録更新を視界に捉えている。(c)AFP