【8月13日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)は12日、来季のオプション契約を放棄してフリーエージェント(FA)となっていたスターFWのカワイ・レナード(Kawhi Leonard)と再契約を結んだことを明らかにした。

 クリッパーズは契約の詳細を公表しなかったものの、米スポーツ専門チャンネルESPNはレナードが4年総額1億7630万ドル(約195億円)のマックス契約にサインしたと伝えた。4年目については、同選手が選択権を持っているという。

 来季のオプション契約では3600万ドル(約39億7000万円)が支払われることになっていたレナードに関して、クリッパーズの運営社長を務めるローレンス・フランク(Lawrence Frank)氏は、「カワイは並外れた才能を持つ選手であり、日々成長を追い求める勤勉な仕事人だ」とコメント文で称賛。

 さらに「われわれは、長期的な関係を含めて多くの同じ目標を分け合っている。チームとファンにとって、今回の合意はまた一つ重要な瞬間が刻まれるものとなっている」とし、「これからもカワイとチームを構築していくことが待ちきれない」と述べた。

 クリッパーズに移籍して2年目となった昨季、レナードは52試合に出場して1試合平均24.8得点、6.5リバウンドに加え、自己最高の5.2アシストを記録。フィールドゴール(FG)成功率は51.2パーセント、フリースロー成功率は88.5パーセントをマークする活躍を見せた。

 しかし、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)とのプレーオフで右膝を痛め、チームのシーズン最後の8試合を欠場。7月には断裂した靱帯(じんたい)の修復手術を受けており、2021-22シーズンの開幕には間に合わない見通しとなっている。(c)AFP