【8月6日 Xinhua News】中国の市場調査会社、艾媒諮詢(iiMedia Research)がこのほど発表した「2021年上半期の中国サードパーティー製スマートフォン向け文字入力ソフトウェア業界の動向研究リポート」によると、中国では同類ソフトのユーザー数が今年中に7億8100万人に達し、中でもインターネット検索大手の百度(バイドゥ、Baidu)が手がける文字入力ソフト「百度入力方法」の市場シェアが42・3%、月間アクティブユーザー数(MAU)が5億4300万人となり、業界をリードしている。

「百度入力方法」が優位性を保つ最も大きな要因は製品の競争力にある。同社は、若者のニーズにより良く対応するため、基本的な入力機能のほか、オンライン検索や多言語音声入力、スマート翻訳、スマート予測変換・入力誤り訂正、AIによる手書き文字認識など多くの機能を導入し、ユーザーがどのような場面でも柔軟に使用できるよう取り組んできた。入力における効率の高さや入力方法の豊富な選択肢がユーザーの満足度を一層高め、人気を集めている。(c)Xinhua News/AFPBB News