【8月3日 AFP】東京五輪は3日、バスケットボール男子準々決勝が行われ、米国が世界王者スペインを95-81で下し、準決勝に駒を進めた。

 世界ランキングの1位と2位による一戦で、米国はプロバスケットボール(NBA)のブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に所属するケビン・デュラント(Kevin Durant)が29得点4アシスト、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)でプレーするジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が13得点をマークし、スペインのリッキー・ルビオ(Ricky Rubio)がたたき出した38得点は無に帰した。

 五輪に向けたエキシビションマッチでまさかの2敗となり、フランスとの予選ラウンド初戦でも五輪では2004年のアテネ大会以来となる黒星を喫した米国だったが、4連覇の望みをつないだ。

 準決勝では難敵アルゼンチンとパティ・ミルズ(Patty Mills)を擁するオーストラリアの勝者と対戦し、勝ったチームが7日の決勝に進むことになる。

 準々決勝の他の試合では、ゾラン・ドラギッチ(Zoran Dragic)が27得点、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)に所属するルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が20得点をマークするなどしたスロベニアが94-70でドイツを下し、初出場ながら4強入りを果たした。

 スロベニアは決勝進出を懸け、フランスとイタリアの勝者と激突する。(c)AFP