【7月30日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)のラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)が、電撃トレードでロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に移籍したと、同国の複数メディアが29日に報じた。

 32歳のウェストブルックは、レイカーズでレブロン・ジェームズ(LeBron James)、アンソニー・デイビス(Anthony Davis)と「ビッグ3」を形成することになり、2020年の王者は来季のタイトル獲得へ向けて強力な存在となる。

 トレードは米スポーツ専門チャンネルESPN、同国紙USAトゥデー(USA Today)、同国ウェブサイトのジ・アスレチック(The Athletic)が伝えたもので、レイカーズはウェストブルックと将来のドラフト2巡目指名権二つを獲得する代わりに、カイル・クーズマ(Kyle Kuzma)、モントレズ・ハレル(Montrezl Harrell)、ケンテイビアス・コールドウェルポープ(Kentavious Caldwell-Pope)に加え、同日行われるドラフトの22位指名権をウィザーズに放出したと報じられた。

 ロサンゼルス郊外で育ったウェストブルックは昨季、ウィザーズで1試合平均22.2得点、11.5リバウンド、11.7アシストを記録し、チームの2018年以来となるプレーオフ進出に貢献。オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)所属時の2017年にはレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いた実績を持つ。(c)AFP