【6月17日 AFP】イエメンの反政府武装勢力フーシ派(Huthi)の支配下にある首都サヌアで16日、男3人の公開処刑が行われ、見物客数百人が集まった。

 1人は、娘3人を貯水槽に閉じ込めて殺害したとして、残る2人は、8歳男児をレイプし、殺害したとして有罪判決を受けていた。

 青い服を着た3人は、サヌア中心部のタハリール(Tahrir)広場に連れ出され、赤いシートの上にうつぶせにされ、緑の軍服と黒い手袋を身に着けた執行人に背中から撃たれた。

 サヌアでの公開処刑は2018年8月以来。この時は子どもをレイプした末に殺害した男3人が銃殺刑に処され、遺体はクレーンでつるされた。

 フーシ派は、支配地域での犯罪対策に力を入れている。(c)AFP