【4月18日 AFP】17日のサッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2020-21)を制したFCバルセロナ(FC Barcelona)のジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長が、2得点を決めたリオネル・メッシ(Lionel Messi)について、チーム残留を望んでいることを「確信している」と話した。

 チームはアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を4-0で下して国王杯を制したが、メッシはまだ残留を明言しておらず、自身7回目の国王杯制覇がバルセロナで最後のタイトルになる可能性がある。

 しかしラポルタ会長は決勝後、「レオは世界最高の選手で、このクラブに深く根を張り、バルサを愛している」とコメントした。

「残りたいと思っていることを確信しているし、引き続きわれわれと歩んでもらうために、できる範囲内で全力を尽くさなくてはならないのは分かっている」

 メッシは自身を起点に自陣から始まった見事な攻撃を仕上げ、チーム3点目をもたらすと、ゴールラッシュを締めくくる今季公式戦31点目をゴール左下の隅に決めた。メッシがシーズン30点以上を決めるのは、これで13シーズン連続となった。

 ラポルタ会長も「きょうはメッシの展覧会だった」と話した。(c)AFP