【4月16日 CGTN Japanese】福島第一原発から排出される処理水の海への放出をめぐり、中米両国の専門家は各方面に徹底した協議を呼びかけています。

 環境NGO「公衆環境研究センター(IPE)」の馬軍主任は、太平洋への原発処理水放出は海洋環境、食品安全、人類の健康に多大な影響を与えるため、すべての利害関係者が共同で決定すべきだとの考えを示した。また、海洋生物学者で米アラスカ大学元教授のリック・シュタイナー氏は、「われわれは全員この原発処理水の海洋放出案から著しい影響を受ける可能性が高いため、中国や韓国、日本などとしっかり協議をして、より安定して環境に配慮した合理的解決策を考え出す必要がある。向こう10年の間、処理水の放出は見送るべきだ」と示しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News