【4月17日 Xinhua News】中国鉄路ウルムチ局集団の統計データによると、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)から出入境の「中欧班列」(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)が14日の時点で、累計2万本を突破した。

 同自治区の阿拉山口口岸(通関地)とコルガス(霍爾果斯)口岸は、中央・西アジアや欧州などの国・地域の中心都市までの距離が短く、また輸送ルートが整っていることから、中国と西側諸国を結ぶ重要な輸送ルートになっている。新型コロナウイルス感染症の流行期間中、中欧班列は空輸や海運から振り替えられた大量の貨物を輸送、阿拉山口・コルガス両口岸を通過する中欧班列の運行本数は増加を続けている。

 両口岸を通過する中欧班列の路線は現在、主に渝新欧、鄭新欧、長安号、蓉新欧など44本となっており、ドイツ、ポーランド、ベルギー、ロシアなどの13カ国に向け、200種以上の貨物を運んでいる。(c)Xinhua News/AFPBB News