【4月14日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は13日、各地で準々決勝第2戦が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に0-1で敗れたものの、2戦合計スコアを3-3としてアウェーゴール差で準決勝進出を決めた。

 前半、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のシュートが2度にわたって枠に嫌われたホームのPSGは、古巣対戦となったエリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)にゴールを決められ40分に先制された。

 しかし、アウェーでの第1戦を3-2で勝利していたPSGは、バイエルンが勝ち上がるために必要だった2点目を与えず、ポルトガル・リスボンで0-1で敗れた昨シーズンの決勝での雪辱を果たした。

 決勝トーナメント1回戦でFCバルセロナ(FC Barcelona)を撃破したPSGは、クラブ史上初となる欧州制覇の望みをつなぎ、マンチェスター・シティ(Manchester City)とボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の勝者と対戦する準決勝を心待ちにするだろう。

 PSGのネイマールは、仏RMCスポール(RMC Sport)に「敗れはしたがうれしい。欧州王者で偉大なチームが相手だったが、準決勝に戻ることになる」とコメントした。

「僕らは本物のチーム。勝ち上がるのが最も重要なこと。これでより大きなものを目指すことができる」 (c)AFP/Andy SCOTT