レスター、コロナ対策違反の3人をメンバー外に 指揮官「残念」
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【4月12日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)のブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は11日、2-3で敗れたウェストハム(West Ham)戦でジェームズ・マディソン(James Maddison)ら3選手が登録メンバーから外れたのは、新型コロナウイルス対策のプロトコルに違反したからだと認めた。
マディソンとアヨセ・ペレス(Ayoze Perez)、ハムザ・チョードゥリー(Hamza Choudhury)の3人に規律処分を科すことになった理由は、前週末のプロトコル違反だったという。
しかしロジャーズ監督は、18日にウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われるサウサンプトン(Southampton FC)とのFAカップ(FA Cup 2020-21)準決勝を前に、この3選手はチームへの合流が許可されると明かした。
ロジャーズ監督は「私が下した決断。前週末に起きた内部でのことだが、求めていたような基準ではなかった。彼らはみんな好青年で良いやつだが、われわれには従わねばならない基準がピッチ内外である」と述べた。
「内部のことであり対処している。残念な行動だし、過ちだ。それはわれわれの目的とは違う」
「チーム、あるいはこのサッカークラブには一連の価値観がある。大半の選手はしっかりとやってくれているが、彼らは来週に再び合流する」
3選手を欠いた3位のレスターは手痛い黒星を喫し、4位ウェストハムに1ポイント差と迫られた。
レスターとウェストハムの両チームは、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権が与えられる4位以内でのフィニッシュを目指している。(c)AFP