【4月9日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するFWズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)は8日、フランスの人気マンガ「アステリックス(Asterix)」の新作実写映画に出演する予定だと明かした。

 39歳のイブラヒモビッチは自身のインスタグラム(Instagram)に、アルベール・ユデルゾ(Albert Uderzo)氏とルネ・ゴシニ(Rene Goscinny)氏が共作した同作品のフォントと色を使い、自身が演じる「アンタイバイラス(Antivirus)」というキャラクターの名前を投稿した。

 先日スウェーデン代表に復帰を果たし、今夏に延期となった欧州選手権(UEFA Euro 2020)にも出場することが予想されるイブラヒモビッチは、5作目となる同シリーズの実写版でカイウス・アンタイバイラス(Caius Antivirus)という名のローマ人を演じる。

 ギヨーム・カネ(Guillaume Canet)氏が監督を務めるこの作品では、同氏がアステリックス・ザ・ガウル(Asterix the Gaul)役で、オスカー女優のマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)氏がクレオパトラ(Cleopatra)役で、ジル・ルルーシュ(Gilles Lellouche)氏がオベリックス(Obelix)役で出演する。

 制作は昨年に行われるはずだったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって延期になっていた。

 制作予算は6000万ユーロ(約78億円)以上に上り、フランス最大級の作品になる見込みだという。(c)AFP