【4月10日 CGTN Japanese】北京の在中国日本大使館で3月27日、ポストコロナ時代の国際交流を考える「酷你吉娃(こんにちは)サロン」が行われました。中国の大学で教鞭をとる日本人教授3人が今後の中日友好交流事業、中日文化について語りました。

 広東省(Guangdong)にある汕頭大学新聞学院教授の加藤隆則さんは、中国南方の潮汕文化には日本文化の「影」があるとして両文化を比較し、類似性を示しました。北京大学外国語学院の日本人専門家・馬場公彦さんは岩波書店での30年にわたる編集者経験から、時代の変遷に伴う日本の漫画の歴史を紐解きました。また、外経済貿易大学国際経済院教授の西村友作さんは、3回の中国留学生活における日中交流を通して、中国の大学で教鞭をとるに至るまでの取り組みを語りました。

 サロンの最後には来場者全員が日本大使館内で満開となった桜の鑑賞に招待され、中国・北京で感じられる日本文化を体験しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News