【4月8日 AFP】米政府は7日、2022年北京冬季五輪について、中国政府による人権侵害や香港に対する締め付けを理由とした共同ボイコットを各国と協議はしていないと表明した。

 ジェン・サキ(Jen Psaki)大統領報道官は記者会見で、「われわれは共同ボイコットを同盟国やパートナー国と協議したことはないし、現在協議もしていない」と言明した。

 米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官はこれに先立つ6日、同盟国との共同ボイコットを検討するつもりはあるかという質問に、「確かにわれわれが話し合いたいと思っていることだ」と回答。しかしその後ツイッター(Twitter)で、米国には「北京五輪に関して発表することは何もない」と強調していた。(c)AFP