【4月6日 AFP】インドネシアと東ティモールの東南アジア2か国を襲った集中豪雨による洪水と土砂崩れで、死者が少なくとも113人となった。70人以上が行方不明となっている。同地域には5日、強風と大雨を伴う熱帯低気圧「セロジャ(Seroja)」が到来し、行方不明者の捜索が阻まれている。

 4日の豪雨で各地の集落は泥水に覆われ、木々がなぎ倒される被害を受け、数千人が避難を強いられた。インドネシアではこれまで少なくとも86人が死亡、71人が行方不明となっており、東ティモールでは27人が死亡した。東ティモールは人口約130万人の小国で、オーストラリアとインドネシアの間に位置する。

 映像前半はインドネシアの東ヌサトゥンガラ(East Nusa Tenggara)州とレンバタ(Lembata)で4、5日撮影。後半は東ティモールの首都ディリで5日撮影。(c)AFP/Handrianus Emanuel / with Maria Vieira in Dili