【4月5日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の電力卸売市場の電力取引量が3月末時点で累計3千億キロワット時を超えた。電力取引プラットフォームの新疆電力交易センターが明らかにした。約3500の市場参加者が利益を獲得しただけでなく、社会の電気コスト引き下げにもつながり、新エネルギー消費を促進した。

 同センター交易部の張新偉(Zhang Xinwei)副主任によると、電力取引では直接取引が最も多く、2146億キロワット時と71・4%を占め、発電権取引は588億キロワット時で19・6%を占めた。

 新疆は豊かな自然資源に恵まれ、特に風力エネルギーの賦存量と太陽エネルギーの照射総量はともに全国上位を占める。ここ数年は、送電網などハード面の改善を進め、新エネルギー発電の送電条件を整えるとともに、市場化取引を促進し、新エネルギー消費の規模拡大を図っている。(c)Xinhua News/AFPBB News