【4月2日 AFP】(更新)テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2021)は1日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-3、6-3で第5シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を下し、前回大会に引き続き決勝進出を決めた。

 最後に開催された2019年大会で優勝しているバーティは、この試合で計27本のウイナーをたたき込む強さをみせつけた。初戦で予選勝者のクリスティーナ・クコバ(Kristina Kucova、スロバキア)にマッチポイントを握られながらも勝利を収めて以降、ますます力強さを増しており、「毎試合少しずつプレーが向上している感覚がある。それは何より必要なこと」とコメントした。

 脚のけがを理由にカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2021)とドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2021)を欠場していた世界女王は、この日もセットの合間に腹部の治療を受ける場面があったものの、3日の頂上決戦までには「万全な体調」になると断言した。

 昨年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で海外遠征を断念したバーティは決勝で、第8シードのビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)と対戦する。アンドレスクはこの日の試合で7-6(9-7)、3-6、7-6(7-4)で第23シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)を下している。(c)AFP