【3月31日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が30日、引退後はプロゴルファーのキャディーを務めたいと話し、テニスコートからゴルフコースへ活躍の場を移すことに関心を示した。

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 四大大会(グランドスラム)3勝を挙げているマレーは、英誌ジェントルマンズ・ジャーナル(Gentleman's Journal)に対して、二つのスポーツには「重なる部分」があるため、ゴルフでも違いを生み出せる可能性があると話した。

 股関節の手術からの完全復活を目指すマレーだが、直近も鼠径(そけい)部の負傷でマイアミ・オープン(Miami Open 2021)を欠場し、またも停滞を強いられている。世界ランキング1位にも立ち、五輪で二つの金メダルを獲得しているマレーは、まだ引退するつもりはないが、将来のことはすでに考えている。

 マレーは「自分はスポーツが大好きだから、引退後の活動としては、別のスポーツで仕事をすることにも興味がある」と話した。

「少し前に聞かれたことがあって、自分はゴルフがすごく好きだから、キャディーになってツアーをまわり、個人的にトップ選手のそばにいて、ゴルフのような別のスポーツを学べたら刺激的だと思う」

「メンタル面などでテニスとゴルフには重なる部分もあるだろうから、ゴルファーのサポートは面白いんじゃないだろうか」

 スポーツ関連でやりたいことは他にもあるそうで、マレーは「サッカーで指導者の資格を取れたら、それも面白そうだ」と話している。(c)AFP