【3月30日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2021)は29日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-1、1-6、6-2で第14シードの元世界1位ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を退け、ベスト8入りを決めた。

 大会連覇を目指すバーティは、「大きな大会で、また準々決勝に到達できてすごくうれしい」と喜び、「もっと良いテニスができると感じている。まだ最高のテニスができている感覚はないけれど、戦い抜いて勝利を見いだせていることが何より」とコメントした。

 クリスティーナ・クコバ(Kristina Kucova、スロバキア)との2回戦では、マッチポイントを握られながらフルセットで勝利をものにしたバーティは次戦、第7シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)と激突する。サバレンカはこの日、第19シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を6-1、6-2で下した。

 第5シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)は2-6、7-5、7-5で第9シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)に競り勝った。試合後には、「1セットダウンからの巻き返しに、とても満足している」と話し、「プレー内容や重圧の対処にも満足。勝つためには、最高の試合をする必要があった」と語った。

 準々決勝の相手は、世界338位のアナ・コンジュ(Ana Konjuh、クロアチア)に6-1、7-5で勝利した同57位のアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)に決まった。(c)AFP