【3月29日 AFP】21F1開幕戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2021)は28日、決勝が行われ、ハース(Haas F1 Team)の新人ニキータ・マゼピン(Nikita Mazepin)は1周目でのクラッシュによりリタイアという結果に終わった。

 マゼピンは1周目のターン3でコースアウト。ここは昨年のバーレーンGPで、当時ハースのドライバーだったロマン・グロージャン(Romain Grosjean)が同じくオープニングラップでクラッシュし、バリアーに衝突したマシンが炎上する大事故が起こっている場所だったが、マゼピンのマシンはフロントホイールが激しくひしゃげたものの、ドライバーにけがはなかった。

 決勝はこの事故によりセーフティーカーが導入され、その後4周目からレースが再開された。

 しかし今度はアルファタウリ(AlphaTauri)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)がマクラーレン(McLaren)に移籍したダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)と接触してフロントウイングを失った。さらにハースのもう一人のルーキーであるミック・シューマッハ(Mick Schumacher)もスピンし、バーチャルセーフティーカー(VSC)が短時間導入された。(c)AFP