【3月28日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2021)は27日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-3、6-2でエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に快勝し、4回戦進出を果たした。

 世界ランキング1位のバーティは、フルセットの接戦を強いられたクリスティーナ・クコバ(Kristina Kucova、スロバキア)との初戦から調子を上げてきた様子で、全仏オープン(French Open)優勝経験者同士の一戦を制した。

 本人も「きょうは随分と動きに鋭さがあり、スイッチを入れることができた。1ポイント目から準備万端だった」と満足感を示し、「それがきょうの目標だった。なるべく早く自分のテンポとリズムを取り戻そうとした」と振り返った。

 次戦は第14シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と対戦する。アザレンカは同日、第24シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)との元世界1位対決に7-5、6-2で勝利した。

 バーティが難なく16強に駒を進めた一方、第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は右肩のけがを理由に大会を棄権した。

 ハレプはアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)と対戦予定だったが、フルセット勝ちしたキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)との初戦の前から肩に問題があったと説明している。

 不戦勝で4回戦へ駒を進めたセバストワは、現全仏女王で第15シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を6-4、2-6、6-2で破った世界338位のアナ・コンジュ(Ana Konjuh、クロアチア)と対戦する。(c)AFP