【3月4日 AFP】米国の伝説的カントリーシンガー、ドリー・パートン(Dolly Parton)さん(75)が新型コロナウイルスのワクチン接種を受け、往年のヒット曲「ジョリーン(Jolene)」の替え歌で接種を呼び掛ける動画をソーシャルメディアで発表した。

 パートンさんは1973年に発表した同曲のメロディーに合わせ、「ワクチン、ねえワクチン、お願いだから、どうかためらわないで」と口ずさみ、「ワクチン、ねえワクチン、死んでしまってからでは遅すぎるから」と続けた。

 動画の中でパートンさんは米モデルナ(Moderna)製ワクチンの接種を受け、「私は(ワクチン接種を)受けるだけの年を取っているし、受けるだけの分別もある(中略)私が伝えたいのは、皆さんも外に出てワクチンを打つべきだということ」と語りかけた。

 慈善活動家として知られるパートンさんは、多様なバックグラウンドを持つ人々から数十年にわたり尊敬を集めている。最近では、100万ドル(約1億700万円)を米バンダービルト大学(Vanderbilt University)に寄付し、これがモデルナのワクチン開発に充てられたことが話題になった。

 映像はパートンさんより3日提供。(c)AFP