【3月3日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2021)は2日、シングルス1回戦が行われ、大会第8シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は4-6、5-7でカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)にストレート負けを喫した。

 先月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)でマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)にフルセットの激闘の末に敗れて以来の一戦に臨んだワウリンカは、世界ランク21位のハチャノフに敗れた。

 ビッグサーバーのハチャノフは四大大会(グランドスラム)通算3勝のワウリンカを相手にサービスゲームを落とすことなく、難なく勝ち上がりを決め、次戦は予選から勝ち上がったキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)と対戦する。

 一方で第2シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は、イゴール・ゲラシモフ(Egor Gerasimov、ベラルーシ)を7-6(7-4)、7-5で退けた。

 全豪オープンでラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を下して4強入りを果たしたチチパスは、両セットで1度ずつサービスキープに失敗したものの、ホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と対戦する2回戦に進んでいる。ホルカシュは、6-3、7-6(8-6)でアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を退けている。

 第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は、予選勝者のマルコス・ギロン(Marcos Giron、米国)を7-6(7-1)、6-3で下し、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)との2回戦に駒を進めた。また、アレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)は6-1、6-4で同胞のジョン・ミルマン(John Millman)を退け、次戦で錦織圭(Kei Nishikori)と対戦することが決まった。(c)AFP