【2月28日 AFP】女子テニス、アデレード国際(Adelaide International 2021)は27日、シングルス決勝が行われ、大会第5シードの全仏オープン(French Open 2020)女王イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-2、6-2で第2シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)を下し優勝した。

 19歳のシフィオンテクは、世界ランキング12位のベンチッチを寄せつけずキャリア通算2勝目を挙げた。

 昨年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)でシフィオンテクは、決勝で当時世界6位のソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)を破り優勝し、テニス界に突如として現れた。

 ベンチッチを終始圧倒したシフィオンテクは、各セットで二つずつブレークを奪い快勝。特に決勝は満員のスタジアムで行われたこともあり、「ここオーストラリアでの時間はずっと素晴らしかった」と、有観客で試合ができたことに感謝を述べた。(c)AFP