【2月18日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の元選手で、米大リーグ(MLB)を目指してニューヨーク・メッツ(New York Mets)の傘下で4年間プレーしていたティム・ティーボウ(Tim Tebow)が17日、野球選手としてのキャリアに終止符を打つと明かした。

 米大学フットボールの年間最優秀選手に贈られるハイズマン賞(Heisman Trophy)を受賞したことがある元QBのティーボウは、ニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)で最後にNFLのレギュラーシーズンを送ってから4年が過ぎた2016年にメッツとマイナー契約を結んだ。

 教育リーグでの初試合初打席で本塁打を放つなど、33歳のティーボウは外野手としての将来性を示したが、メッツではマイナーから昇格することはなかった。

 マイナーでは通算287試合に出場して18本塁打、107打点、107得点を記録したティーボウは、「この旅の全ての瞬間を楽しんだが、今は別の方向に呼ばれているように感じる」とコメントした。

「何事も中途半端は絶対にだめだ。何でも自分が選んだことには常に100パーセントでいたい。野球の世界でのこの素晴らしい旅をサポートしてくれた皆さんに改めて感謝したい。メッツの選手としての時間をこれからもずっと大切にしていく」 (c)AFP