【1月20日 AFP】メジャー通算15勝を挙げている男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が、神経を圧迫していた椎間板片を除去する顕微鏡手術を受けていたことが分かった。ウッズの財団が19日に発表した。

 45歳のウッズは、息子のチャーリー(Charlie Axel Woods)君と出場した先月のエキシビション大会、PNC選手権(2020 PNC Championship)の最中に違和感を覚え、日時は明らかにしていないが手術に踏み切った。

 今後行われるファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2021)とジェネシス招待(Genesis Invitational 2021)には出場しないが、医師は完全回復を見込んでおり、本人もツイッター(Twitter)で「トレーニング再開を楽しみにしているし、ツアー復帰に集中している」と話している。

 自身の財団が主催する2月中旬のジェネシス招待では、依然としてホスト役をこなす予定だが、具体的な復帰時期は定めていない。

 ウッズは過去に腰や膝を何度も手術し、そのたびに長いリハビリを強いられたため、近年はプレー機会が限られていた。しかしその中でも、2019年にはマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)で11年ぶりのメジャー制覇を達成。同年秋にはZOZOチャンピオンシップ(Zozo Championship 2019)を制し、サム・スニード(Sam Snead)氏に並ぶ米ツアー最多82勝目を挙げた。(c)AFP