【1月18日 AFP】東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)は18日、新型コロナウイルスの影響で1年延期になった大会の開閉会式について、参加選手の人数を減らす予定だと明かした。国内メディアからは、人数を半減させるという報道が出ている。

 東京五輪には1万1000人以上の選手が参加する見込みだが、新型ウイルス対策で選手村に滞在できる期間が制限されるため、全員が開閉会式に参加するのは難しくなる。

 組織委員会は、選手の安全と大会の簡素化を実現するため、開閉会式の参加人数および競技場への入場方法について、再検討する必要があると考えているという。

 読売新聞(Yomiuri Shimbun)は同日、7月23日の開会式に参加する選手の数について、国際オリンピック委員会(IOC)がわずか6000人と試算していることが関係者への取材で分かったと報じている。

 組織委は、詳細はまだIOCなど他団体と話し合っている段階で、具体的な方策は未定だとしている。(c)AFP