【1月18日 AFP】バドミントン、ヨネックス・タイ・オープン(YONEX Thailand Open 2021)は17日、各種目決勝が行われ、女子シングルスは大会第5シードのキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)が第1シードの戴資穎 (Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)を21-9、21-16で下し、優勝を果たした。

 2016年リオデジャネイロ五輪で、アジア勢以外で初めてバドミントン女子の金メダルを獲得したマリンは、2019年に膝のけがをしてから厳しい闘いを強いられているが、今年に延期された東京五輪での連覇へ向けて弾みのつくタイトルとなった。

 一方、男子シングルス決勝では第4シードのヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)が21-14、21-14で第7シードの伍家朗(Ka-Long Ng Angus、香港)を退け、10か月前の昨年3月に行われた全英オープン(YONEX All England Open Badminton Championships 2020)に続く2大会連続での優勝を飾った。

 タイ・オープンはバンコクで連続開催される3大会の第1戦だった。次戦は19日から始まり、27日からはワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2020)が行われる。(c)AFP