【1月17日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領は15日、ホワイトハウス(White House)の科学顧問を閣僚級ポストに格上げすると発表した。新型コロナウイルス流行への対応について、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とは対照的な姿勢を示した。

 ホワイトハウスの科学技術政策局(OSTP)の局長に任命された遺伝学者のエリック・ランダー(Eric Lander)氏は、バイデン氏に助言をする科学顧問にも就任する。ランダー氏はヒトゲノム地図の作製に携わったことで知られている。

 バイデン氏はランダー氏ら専門家の任命について「科学は常にわが政権で最も重要視されるだろう。(中略)われわれが実施するすべてが科学、事実、真実に基づいていることを世界的に著名な科学者らが保証することになる」と述べた。(c)AFP