【1月15日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)は14日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性だったと公表した。

 23歳のルクレールは自身のツイッター(Twitter)アカウントに、「新型コロナウイルスの検査で陽性だったことをお知らせする」と投稿した。感染者との接触が判明してただちに出身地モナコの自宅で自主隔離に入り、その後の検査で陽性が判明したといい、症状は「軽症」だと明らかにした。

 計17レースに短縮された昨季、フェラーリは2度の表彰台獲得にとどまったルクレールがドライバーズ選手権8位に終わり、通算4度の年間優勝を誇るセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)は13位に低迷した。

 2021年シーズンのF1は2日前に2戦の延期が決まり、3月28日に決勝が行われるバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2021)まで開幕しないため、今回の検査結果はルクレールのシーズンに特に直接的な影響はない。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で、F1は今季もカレンダーの変更を余儀なくされ、例年開幕戦として行われているオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2021)が11月に延期された。

 中国GP(Chinese Grand Prix 2021)については、新たな日程は組まれておらず未定となっている。(c)AFP