【1月13日 AFP】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は12日、世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics ShowCES)」で、自律飛行の空飛ぶタクシーのコンセプトをお披露目した。

 同社はオンライン展示で「キャデラック(Cadillac)」ブランドの電動垂直離着陸飛行機(eVTOL)の動画を公開したのみで、詳細は明らかにしていない。

 航空関連企業やスタートアップは近年、同様の空飛ぶ車を発表しているが、直近で商業化が予定されているものはない。

 動画によると、GMの空飛ぶタクシーは一人乗りで最大時速90キロ、屋根と屋根を移動し、「次世代バッテリー技術」を使用したローターが8基設置される。「垂直離着陸飛行機は、GMが描く多様な未来というビジョンの実現のカギとなる」と説明されている。

 映像はゼネラル・モーターズ提供。(c)AFP