【1月13日 AFP】2020-21アルペンスキーW杯は12日、オーストリアのフラッハウ(Flachau)で女子回転第5戦が行われ、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が同種目では1年以上ぶりとなるW杯勝利を挙げた。

 シフリンは地元期待のカタリナ・リンスベルガー(Katharina Liensberger、オーストリア)に0秒19差、ウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener、スイス)に0秒43差をつけてW杯68勝目。通算勝利数でマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher)氏を抜いて単独3位に浮上すると共に、25歳で100回目の表彰台入りも果たした。

 W杯総合3連覇の経験も持つシフリンは、2月に父親が急逝した2020年は難しい一年を過ごし、最も得意とするはずの回転では1勝も挙げられずに終わったが、今年は早速勝利をつかんだ。

 年間順位では、前年女王のペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)が回転と総合でトップを守っている。(c)AFP