【1月11日 AFP】20NFLは10日、プレーオフ1回戦が行われ、ニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)は21-9でシカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)に勝利し、QBドリュー・ブリーズ(Drew Brees)はスーパーボウル獲得で引退の花道を飾るという夢の実現に一歩近づいた。

 今季限りでのNFL引退が濃厚と言われている41歳のブリーズは、2本のタッチダウンパスを通すなどして265ヤードを獲得し、チームをカンファレンス準決勝に導いた。

 セインツは次週、トム・ブレイディ(Tom Brady)擁するタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)と対戦する。この日はレギュラーシーズン8勝8敗でプレーオフに進出したベアーズ相手に苦戦を強いられたセインツだったが、次のバッカニアーズ戦ではギアを一段上げるものとみられる。

 チームはブリーズのパスから第1クオーターにマイケル・トーマス(Michael Thomas)、第3クオーターにラタビウス・マレー(Latavius Murray)がタッチダウンを決めると、第4クオーターにはアルビン・カマラ(Alvin Kamara)が3ヤードのタッチダウンランを決めて突き放した。

 これにより、NFCのもう一つの準決勝では、16日にロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)がグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)の本拠地に乗り込むことが決まった。(c)AFP