【1月9日 AFP】8日に行われたラグビーフランスリーグ・プロD2(2部)の試合で、ヌベール(Nevers)に所属するフィジー出身のWTBジョサイア・ライズキ(Josaia Raisuqe)が、勝利後に審判の体を持ち上げ、退場となる出来事があった。ヌベールを率いるザビエル・ペメジャ(Xavier Pemeja)ヘッドコーチ(HC)も、容認できない行為だとの見解を示している。

 ライズキはチームがベジエ(Beziers)に30-25で勝利したことを喜び、審判の腰を持ち上げて宙に浮かせ、退場処分となった。これについてペメジャHCは、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対して、「あれは許し難い。彼はリーグの懲罰委員会に処分されるだろう」と話し、「私も彼に対処する。容認できない。あの試合終了時の出来事は、非常に厄介なことになる」と付け加えた。

 レッドカードを提示されて自動的に出場停止処分となった26歳のライズキは、トップ14のスタッド・フランセ(Stade Francais)で2シーズンを過ごしたが、2017年に性的暴行事件を起こしてチームを解雇され、同年に現在のクラブに加入した。(c)AFP