【1月9日 AFP】（更新）北朝鮮の国営朝鮮中央通信（KCNA）は9日、金正恩（キム・ジョンウン、Kim Jong-un）朝鮮労働党委員長が、北朝鮮は原子力潜水艦の計画研究を完了したと明らかにしたと伝えた。

　金氏は朝鮮労働党大会で、原子力潜水艦の設計は最終検討段階に入ったと明らかにし、北朝鮮は核技術を一層進めて小型軽量の核弾頭を開発し、目標に応じてさまざまな応用ができるようにすべきだと述べたという。

　仮に北朝鮮が原子力潜水艦を建造・就役させれば、秘密裏に米国の近くまでミサイルを搭載して運ぶことができ、米国にとっては発射までに対処できる時間が短くなる。

　これらの発言は、3日間にわたって行われた労働党大会で金氏が行った計9時間の活動総括報告のなかで述べられたもの。KCNAが活動総括報告について詳しく伝えたのは初めて。(c)AFP