【1月2日 AFP】2020-21スキージャンプW杯は1日、ドイツ・ガルミッシュパルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)第2戦を兼ねた個人第9戦が行われ、ダヴィド・クバッキ(Dawid Kubacki、ポーランド)が優勝した。

 昨季のジャンプ週間を制したクバッキは、先月29日に行われた開幕戦では15位に沈んだが、この日は2本目にジャンプ台記録の144メートルをマークするなど合計282.1ポイントでW杯通算5勝目を挙げた。

 274.9ポイントのハルボル・エグネル・グラネル(Halvor Egner Granerud、ノルウェー)が2位、260.4ポイントのピオトル・ジラ(Piotr Zyla、ポーランド)が3位に入った。

 地元オーベルストドルフ(Oberstdorf)で開催された今季のジャンプ週間初戦を制したカール・ガイガー(Karl Geiger、ドイツ)は、三つの五輪金メダルを誇るカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)に次ぐ5位となった。

 日本勢では小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)が7位、小林潤志郎(Junshiro Kobayashi)が17位、佐藤慧一(Keiichi Sato)が26位、佐藤幸椰(Yukiya Sato)が30位、中村直幹(Naoki Nakamura)が32位だった。

 無観客で行われている今季のジャンプ週間は今後オーストリアに舞台を移し、3日にインスブルック(Innsbruck)、6日にビショフスホーフェン(Bischofshofen)で開催される。(c)AFP