【12月20日 AFP】2020-21アルペンスキーW杯は19日、イタリア・バルガルデナ(Val Gardena)で男子滑降第2戦が行われ、昨季の総合王者アレクサンデル・オーモット・キルデ(Aleksander Aamodt Kilde、ノルウェー)が、前日のスーパー大回転に続く今季2勝目(通算6勝目)を挙げた。

 キルデと0秒22差の2位にはライアン・コクランシーグル(Ryan Cochran-Siegle、米国)が入り、99戦目にして初の表彰台を獲得。ベアト・フォイツ(Beat Feuz、スイス)が3位に続いた。

 2年連続のクリスタルグローブ獲得を狙うキルデは、これで335ポイントとして総合首位に浮上し、マルコ・オデルマット(Marco Odermatt、スイス)が290ポイントで2位、アレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)が276ポイントで3位につけている。

 同日フランス・バルディゼール(Val d'Isere)で行われた女子滑降第2戦は、五輪覇者のソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia、イタリア)が優勝。前日の第1戦を制したコリーヌ・スッター(Corinne Suter、スイス)が2位、ブリージー・ジョンソン(Breezy Johnson、米国)が前日に続く3位となった。

 昨シーズンに滑降の種目別王者に輝いたスッターを0秒24差で抑えたゴッジアは、これがW杯通算8勝目。種目別順位でもトップに浮上している。(c)AFP