【12月14日 AFP】ラグビー南アフリカ代表で、2018年のワールドラグビー(World Rugby)年間最優秀新人に輝いたWTBアピウェ・ディアンティ(Aphiwe Dyantyi)が、3種類の禁止薬物を摂取したとして、4年間の資格停止処分を科された。南アフリカラグビー協会(SARU)の関係者が13日に明かした。

 今回の処分により、ディアンティは29歳の誕生日を迎える14日前の2023年8月12日までプレーすることができない。

 2018年に南アフリカ代表として13試合に出場したディアンティは、昨年夏の代表合宿中、いずれも世界反ドーピング機関(WADA)の禁止指定リストに入っているメタンジエノン(Metandienone)、メチルテストステロン(Methyltestosterone)、LGD-4033に陽性反応を示した。

 その後B検体を提出したが、再び陽性反応が出ていた。

 ディアンティは故意に禁止薬物を摂取したことは一度もないと主張した一方で、尿サンプルを採られる2日前のトレーニングで、友人のボトルから飲み物を飲んだと話していた。(c)AFP