【12月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は148万2240人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6386万5770人の感染が確認され、少なくとも4069万5700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 1日には世界全体で新たに1万3186人の死亡と62万5301人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2562人。次いでメキシコ(825人)、イタリア(785人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに27万691人が死亡、1372万6306人が感染し、少なくとも522万6581人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万3817人、感染者数は638万6787人。以降はインド(死者13万8122人、感染者949万9413人)、メキシコ(死者10万6765人、感染者112万2362人)、英国(死者5万9051人、感染者164万3086人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの145人。次いでペルー(109人)、スペイン(97人)、イタリア(93人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6551人、回復者数は8万1649人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が45万15人(感染1310万3601人)、欧州が42万752人(感染1859万4535人)、米国・カナダが28万2856人(感染1410万7330人)、アジアが19万5866人(感染1246万6001人)、中東が7万9501人(感染337万6186人)、アフリカが5万2308人(感染218万7775人)、オセアニアが942人(感染3万349人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP