【11月30日 AFP】四大大会(グランドスラム)3勝を挙げている女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が、漫画のキャラクターとして新連載作品に登場することが分かった。本人も漫画化を歓迎している。

 大坂が登場するのは、少女漫画誌「なかよし(Nakayosi)」の12月末発売の号で連載が始まる「アンライバルド NAOMI天下一(Unrivaled Naomi Tenka-ichi)」という作品で、姉の大坂まり(Mari  Osaka)が監修として関わっている。

 大坂も自身のツイッター(Twitter)に、「小さい頃から漫画を読み、アニメを見て育った経験は、お姉ちゃんと私を強くつなげる要素になっていたから、二人ともすごくうれしく思っている」とコメントした。

 今回の大坂は、ピンクと紫の髪に、黄色のバイザーをかぶったかわいらしい瞳のキャラクターとして描かれている。昨年、スポンサー企業の日清(Nissin)が茶色の髪と皮膚の色が薄い大坂を描いた際には、ハイチ出身の父親を持つ大坂に対するホワイトウォッシング(白人のように描くこと)だという大きな批判が巻き起こり、同社が謝罪してCMを削除する事態に追い込まれた。(c)AFP