【11月29日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは28日、第10節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は5-0でバーンリーFC(Burnley FC)に勝利した。

 シティはゴール前での問題を振り払い、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でのバーンリーとの公式戦では、4試合連続となる5ゴールを記録した。

 リーグ戦直近の7試合で7得点にとどまっていたシティだったが、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)の2得点でせきが切られると、ハーフタイム前にベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)がチーム3点目を挙げ、さらに後半にはフェラン・トーレス(Ferran Torres)のリーグ戦初ゴール、そしてマフレズのハットトリックが記録された。

 この勝利でシティは消化試合が一つ少ないながらも、同日引き分けた首位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差を6としている。

 今節のプレミアの全試合では、25日に60歳で亡くなったディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏に哀悼の意を表して、キックオフ前に1分間の拍手が送られた。その中でカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が目に涙をたたえたエバートン(Everton)は、0-1でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に敗れた。

 グディソン・パーク(Goodison Park)での白熱の90分間では両チームにチャンスが訪れたが、試合を決めたのは79分にリーズのラフィーニャ(Raphinha)が挙げた1点だった。

 前半にハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)とリシャルリソン(Richarlison)のシュートがオフサイド判定を受けたエバートンは、後半序盤にはドミニク・キャルバート・ルーウィン(Dominic Calvert-Lewin)がビッグチャンスでシュートを放ったが、これは枠を外れた。

 より多くのチャンスを手にしてたリーズは、ラフィーニャが左足で低く素早いシュートを蹴り込み、8月のクラブ加入後初得点となるゴールを決めてついに均衡を破った。

 リーズは暫定で11位に浮上し、ここ5試合で4敗目となったエバートンは同じく暫定ながら6位を守っている。

 また昇格組のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)は、コナー・ギャラガー(Connor Gallagher)のゴールでシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)を1-0で下し、トップリーグ復帰後初勝利を飾った。

 WBAが降格圏を抜け出す中、シェフィールドは勝ち点がわずか1にとどまり、リーグ最下位のままとなっている。(c)AFP