【11月23日 AFP】2020-21アルペンスキーW杯は22日、フィンランド・レビ(Levi)で女子回転第2戦が行われ、ペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)が前日の第1戦に続いて優勝した。ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)は5位に終わり、同種目で約3年ぶりに表彰台入りを逃した。

 25歳のブルホバは、1本目でミシェル・ギザン(Michelle Gisin、スイス)と同タイムでトップに立つと、2本目では全体2位タイムを計測。合計タイム1分49秒05でW杯通算16勝目を飾り、昨季から続く同種目での連勝を5に伸ばした。

 昨季種目別優勝を飾ったブルホバは、2年前の同地でのW杯から数えて回転では17戦中6勝を挙げ、さらには15度の表彰台入りを果たしている。

 ギザンは0.31秒遅れで2位に入り、2本目で最速タイムをたたき出したカタリナ・リンスベルガー(Katharina Liensberger、オーストリア)が前日に続く3位に入った。

 W杯総合で3度の優勝を誇るシフリンは、前日2位に入ったものの、この日は1本目で4番手につけながら最終的には5位に終わった。シフリンが出場したこの種目で表彰台を逃すのは、2018年1月のスイス・レンツェルハイド(Lenzerheide)での大会以来となった。(c)AFP