【11月22日 AFP】ラグビーの南半球対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2020)は22日、第4節が行われ、アルゼンチンは劣勢を巻き返して15-15でオーストラリアと引き分け、前節ニュージーランド戦での圧巻の勝利に続き、自信を深める結果を残した。

 豪北部ニューカッスル(Newcastle)での一戦で、ロス・プーマス(Los Pumas、アルゼンチン代表の愛称)は後半に9点ビハインドの状況となったが、SOニコラス・サンチェス(Nicolas Sanchez)のキックがチームを救い、大会は混戦模様となった。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)戦での25得点に続いて、この日もアルゼンチンはサンチェスが全得点を挙げる中、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)のSOリース・ホッジ(Reece Hodge)は、終了間際に決勝のペナルティーをミスした。

 前週、オールブラックスから35年越しの初勝利を挙げ、この日の試合にも意気揚々と乗り込んだアルゼンチンは、情熱とプレーの激しさを再び最後まで貫いた。

 この日の結果、3か国はともに勝ち点6で並んだものの、アルゼンチンは1試合消化が少ない中で、来週にニュージーランドと再戦し、さらにその翌週オーストラリアと対戦する。(c)AFP