【11月23日 Xinhua News】中国自動車大手、東風日産が江蘇省(Jiangsu)常州市(Changzhou)に建設した常州工場が18日、正式に生産を開始し、赤色のスポーツタイプ多目的車(SUV)「逍客(QASHQAI、キャシュカイ)」がラインオフした。新工場は同社の標準生産ラインを採用し、年間生産能力は12万台。主に日産ブランドの車種を生産し、OTD(納期厳守)のベンチマーク工場・スマート製造工場に位置付けられる。同社はこれで、広州、襄陽(じょうよう)、鄭州、大連、常州という五大生産拠点を有することになった。

 同社は東風汽車集団傘下の重要な乗用車事業部門。「逍客」は中国での発売以来、最高の安全評価「ファイブスター」やSUVの年間トップ10などの賞を相次いで受賞。今年の累計販売台数は中国国内で130万台余り、世界で530万台余りとなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News