【10月30日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のイスタンブール・バシャクシェヒル(Istanbul Basaksehir)戦で途中交代となったパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、大腿(だいたい)部の筋肉のけがにより3試合を欠場する見通しだと、仏RMCスポール(RMC Sport)が29日に伝えた。

 PSGが2-0で勝利した28日のバシャクシェヒル戦でネイマールは負傷し、25分で交代となった。

 同メディアの電子版によれば、「途中交代を求める前にプレー続行を試みたブラジル人選手(ネイマール)は、MRI検査の結果、内転筋を損傷していることが判明した」という。

 PSGは31日にリーグ戦でナント(Nantes)と、11月4日に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)でRBライプツィヒ(RB Leipzig)と、同7日に再びリーグ戦でレンヌ(Stade Rennes FC)と対戦する予定。

 その後は代表ウイークに突入し、ブラジルはW杯カタール大会(2022 World Cup)の南米予選でベネズエラ、ウルグアイと対戦することになっている。

 RMCスポールは「ブラジル代表への合流については何も示されていない」と報じた。

 PSGではマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)やマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)、レアンドロ・パレデス(Leandro Paredes)、ユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)、フアン・ベルナト(Juan Bernat)が負傷しており、トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督はすでにその対応を強いられていた。

 新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たためリーグ戦の初戦を欠場し、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦でのレッドカードによりその後さらに2試合の出場停止が言い渡されていたネイマールは、公式戦ではこれまで2得点4アシストを記録している。(c)AFP