【10月29日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は28日、グループH第2節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は途中出場のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が後半だけでハットトリックを記録するなどし、ドイツ・ブンデスリーガ1部首位のRBライプツィヒ(RB Leipzig)を5-0で下した。

 前半に先制点を挙げたメイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)が注目を集めるかに思われたが、途中出場のラシュフォードは自身が本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)の主役であることをオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督に思い出させると、さらにアントニー・マルシアル(Anthony Martial)にもゴールが生まれた。

 ユナイテッドの選手による途中出場でのハットトリックは、1999年のノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)戦で当時現役だったスールシャール監督が達成して以来で、18分間で3ゴールを奪ったラシュフォードが2人目となる。

 思わしくないシーズンスタートを切ったユナイテッドだが、第1節でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)から印象的な勝利を挙げて勢いに乗ったことで、グループHの主導権を握っている。

 スールシャール監督は英BTスポーツ(BT Sport)に、「マーカス・ラシュフォードは途中から出場して素晴らしい働きを見せてくれたが、それはチームの土台があったから。それこそ控え選手に期待しているもの」とコメントした。

「ライプツィヒはハイプレスを仕掛け、インテンシティーも高いから、全力を出さねばならなかった」

「厳しいシーズンで数選手を休養させる必要があったから、今回のメンバーを起用した。このグループは団結している。クオリティーやメンタリティーがもっとあれば、さらに良いパフォーマンスを披露できる」 (c)AFP