【10月29日 Xinhua News】中国の1~9月の金生産量が前年同期比4・51%減の262・93トンだったことが27日、分かった。中国黄金協会が発表した。

 金鉱石からの生産が219・49トン、非鉄金属の副産物からが43・44トンだった。7~9月は新型コロナウイルス対策が常態化する中で生産の回復が進み、前期比6・21%増となった。

 消費量は28・66%減の548・09トンで、うちアクセサリーが34・43%減の343・08トン、地金と金貨が14・07%減の142・52トン、工業・その他の用途が21・11%減の62・49トンだった。

 同協会は、国内経済と持続的な回復とブライダル市場の復調を受け、金消費の回復基調が顕著になっていると指摘。7~9月の消費量は前期に比べ28・71%増加したと説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News