【10月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は116万768人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4351万6870人の感染が確認され、少なくとも2943万7300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 26日には世界全体で新たに5273人の死亡と42万8884人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの488人。次いで米国(464人)、アルゼンチン(405人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万5739人が死亡、870万4968人が感染し、少なくとも346万455人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万7397人、感染者数は540万9854人。以降はインド(死者11万9502人、感染者794万6429人)、メキシコ(死者8万9171人、感染者89万5326人)、英国(死者4万4998人、感染者89万4690人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの104人。次いでベルギー(93人)、スペイン(75人)、ボリビア(74人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5826人、回復者数は8万928人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が39万3258人(感染1099万2419人)、欧州が26万4878人(感染911万3729人)、米国・カナダが23万5702人(感染892万2836人)、アジアが16万7080人(感染1026万4812人)、中東が5万7306人(感染245万9812人)、アフリカが4万1528人(感染172万9101人)、オセアニアが1016人(感染3万4165人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP